腰痛患者へのサポート 脊椎外科医として期待すること 腰痛患者へのサポート 脊椎外科医として期待すること

玉井病院の脊椎内視鏡センター長であり、脊椎外科・骨粗鬆症外来の担当医である苅田医師と、
MEDICA担当堀川トレーナーに、高齢者をはじめとした慢性的な腰痛患者へのトレーニングについて対談をしていただきました。

脊椎外科医として
どういったことをMEDICAに
期待していますか?

苅田医師

苅田医師

痛みのある方、特に慢性的な腰痛のある方のサポートをお願いしたいです。整形外科医として治療できることは手を尽くしますが、外科的には難しい症例も多いので、そこに介入していただけると助かります。

腰に痛みがあると何をするにも嫌になってしまいますからね。椅子に座っていても横になっても痛い場合もあります。そういった方の負担を少しでも和らげられるよう、サポートできればと思います。

堀川トレーナー

堀川
トレーナー

苅田医師

苅田医師

スポーツをしている方と高齢者のアプローチはかなり違いますので、一緒のようにできない難しさはあると思います。そこはプロのトレーナーとして期待しています。

トレーナーとして
腰痛のある方に対して
何か思うことはありますか?

堀川トレーナー

堀川
トレーナー

腰痛持ちの方の中にはご自身の判断でコルセットを着けている方もいらっしゃいます。MEDICAでは、「先生の診察で指示等が無い限りは極力着けないでください」とお伝えしています。まずは着けなくてもいいように、身体作りをさせていただきます。

コルセットを着けることで安心して運動ができるようになる方はいいですが、「着けたら楽だから」とコルセットをつけっぱなしで運動もせずに生活しているのはだめですね。着けると確かに楽になります。でも頼りきってしまうと、筋力も低下してしまいます。

苅田医師

苅田医師

具体的にどういった
トレーニングをしますか?

堀川トレーナー

堀川
トレーナー

MEDICAでは一人一人の筋力や生活習慣に沿ったメニューを提案させて頂きます。普段体を動かさない方は、簡単に体を動かすことから始めます。1日1回3分からできる運動から始め、徐々に運動量を増やしていきます。最初は色々たくさんやりたくなりますが、それでは長続きしませんので、少しずつ運動習慣をつけていただきます。

しんどいと続けられないですからね。診察に来られた患者様にMEDICAを紹介するとき、初めは、「運動?パーソナルトレーニング?」といった感じで敬遠されます。実際に行ってみるとその患者様に合わせた目標を決め、簡単な運動から始めますので、ご高齢の方でも安心だと思います。

苅田医師

苅田医師

医師の視点でトレーニングに関して思うことはありますか

苅田医師

苅田医師

無理をさせられないというところはあると思うので、一生懸命体を動かすというよりも、無理がかからない程度に、軽く力を入れるとか簡単なことからでいいと思います。入院中の方は、お話するだけでも別にいいと思います。体の動かし方や簡単なストレッチなど、プロのトレーナーとしてアドバイスをしていただければと思います。

ご年配の方の中には「もう歳だし運動はいいや」と思っている方もいらっしゃいます。まずは簡単な体操から始め、体を動かす楽しみを感じていただき、いつまでも健康なお身体でいられるようにサポートしていきます。

堀川トレーナー

堀川
トレーナー

対談企画第一弾 平松医師×堀川トレーナー
前十字靭帯(ACL)損傷術後患者様のMEDICAとの関り

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